Re: turn to

心の弱い自分と向き合って今日も世界の中心で生きていく

こわくてこわくてたまらないこと

今日は朝からインターステラーを見た。

2度目だったけど、3年ぶりだったからめちゃくちゃ面白かった。

 

人の愛のちからはすごい。

インターステラーとは離れるけど、幸せな恋愛話を見ると、自分を顧みて悲しくて泣けてきてしまう。

私が人を思いやる分と同じようには周りは私に返してくれないと感じるから、いつでも充足感を得られない。

 

自分を愛してもらうためには、まず、相手を愛さなければいけない、ってよく言うけど、今まで自分を差し置いてでも献身した相手には、その気持ちが強すぎて拒絶されて終わったことが2回ある。

それは確実に私の中でトラウマになっていて、きっとその人を本当の意味で思いやることができてなくて、全部私の一方的な押しつけになってたんだろうと思うけど、じゃあいったい何が、どこが、だめだったんだろうって考えるけど…

次も、引かれて終わってしまうんじゃないかって。

 

自分の気持ちが他人に引かれてるって、そんなに恐ろしいことない。

飾るのをやめて、ありのままの自分でいたらいいって、全然分からない。

ありのままの自分が何なのかももう分からない。

 

私が心の底からやりたいことってなんだったんだろう。

人に認めてもらいたい、それだけなんだけど、何なら、できるんだろう。

 

今週、ここ数年ずっと心の中にわだかまっていたことにケリをつけにいく。

うまく話せるか分からないし、もしかしたら結局それはまた友達に負担をかけるだけの話なのかもしれなくて、約束するだけして今は乗り気がしてない。

 

でも、やっぱり、なんて言ったらいいんだろう、あなたのこの言葉がずっと辛かった、って言って、何があるんだろう…。

本心を聞いて腹を割って話す、という意味ではいいのかもしれないけど、結局それも自分のエゴというか、メンヘラだな~っwって内心で思われて終わるんだと想像しちゃうと、勇気が出ない。

いざブログ書こうと思うと、何を書けばいいのかわからないものだよね。

 

この間、自分が好きでずっと続けてきた大切なことをやめた。

それが本当に大切だったのかは、分からない。

 

絵を描いて誰かに評価してもらって、自分がここに存在していることを

「誰か」に認めてもらいたかった。

その誰かを追求しすぎて、気付いたら周りには誰も居なくなってた。

 

誰も居なくなってた、というのも結局自分が周りに壁を作っているだけで。

でも、結局自分を優先してもらえないのであれば、

最初から近づかない方がマシなんじゃないか、って。思う。

 

でも、でも、といろんな思いが浮かんでは消えないけど、

絵を描くのをやめて、他人からの評価に執着するのをやめたら、

心にも時間にも余裕ができた。

ほかのことを考えて、外に目を向けるいいきっかけにはなったから、

これでよかった。

 

人より心が少し弱いから、というより、

私は、人、人って思うけど、きっと誰かと比べる必要はなくて

 

自分の心と向き合ってうまく支えてあげられる方法がまだうまくないだけ。

まだ頑張ってる途中だけど、

いろんなことに触れて結局分かったのは、

それを認めてあげられるのも、自分を救ってあげられるのも

自分だけだった。

 

無価値だと、自分を追い込んでたのも自分だった。

きっかけは、他人の言動だったかもしれないけど、

それをうまく消化するかどうかは自分次第。

 

尊敬してる人の一人が、

「生きる意味を探すために生きるっていうのは違うと思う」

って言ってたことがあって、今ならそれが分かる。

 

私がここに存在するための意味も理由もなくて大丈夫なんだって。

 

まだ自分の中で消えない、「誰か」の何気ない一言でぐらついて、

すぐそれを見失うこともたくさんあると思うけど

こういう考え方に慣れていきたいな。

 

別にその人は自分がこういう心を抱えていてることを知らないから、

そういう意味で言ったんじゃないだろうけど、

そのとらえ方だって結局自分次第。

 

昨日、友達といつか子供ができたらのifについて、

自分の子供なら、どんな子が生まれてきても愛せるかなって話をしてた。

 

そしたら、友達が

「でも、自分の子供なら、絶対ひとつは長所があるよね。

自分のことを好きだと思っていれば」

って言うから、びっくりした。

 

とにかく、えっ、て思ったんだよな。

そんな考え方あるのかって。

 

いつか、どこかで、誰かに、本当ははっきりと覚えてるけど…

「メンヘラ」って言われてすごくつらかった。

「イタいね」って言われて取り繕おうと焦った。

 

こういう心を抱えていると、周りの人の何気ない一言が、

本当に何も考えていない、その場で見た感じた感想とか、意見とか、

それだけに過ぎない一言だとしても、

自分の存在そのものが全否定されたように感じるんだよ。

心に落ちた一粒の水滴が、大きなうねりをもった波になって、

台風を呼んで、ずたずたに心の中を引き裂いて傷つけて、

その後たとえ傷は癒えても、記憶が残る。

 

そしてその記憶がいくらでもまた自分を傷つける。

 

強い人は、そんな不安も動揺もないんだろうけど。

あるいは、あっても、自分に大丈夫と信じ込ませられる人なんだろうな。

 

強さにも、きっと色々あって、人によってどこで自分を守って

立ち直すかはそれぞれだと思う。

 

私もいつか、台風の目になるんじゃなくて、

それを敏感に察知して、抱きしめてあげられるようになりたいと思う。